梅雨で雨が続く時期、犬がしきりに足の裏を舐める様子が見られました。私の犬は食物アレルギーを持っているので、何か変なものを食べてしまったのかと思いましたが、耳の中を見ても赤くなっている様子はありませんでした。犬が痒がっている原因は何かわからず困りました。
目次
梅雨時期に犬が足裏を痒がる原因と解決方法
解決方法は、「雨の日のお散歩のケア」で、主に次の3つです。
- 手作りの靴を履かせる
- 足の裏をシャンプーで洗う
- 足の裏をドライヤーで乾かす
犬に手作りの靴を履かせる
私の犬は、よく販売されている犬用の靴だと違和感があるのか、その場を動かなくなってしまいます。そこで、100円ショップで販売されている小さいゴム風船がたくさん入っているパックを使っています。一枚風船を取り出し、風船の口の部分を切って、犬の足の大きさに合わせます。あまりきつすぎる物だと足を圧迫してしまうので良くありませんが、風船の形状は、しっかり脚にフィットしてくれて脱げにくくなっています。犬の足も濡れませんし、風船は100円なので使い捨てすることも出来て衛生的です。私の犬は、手作りの風船靴だと、犬用の靴ほど違和感はなかったようで、歩いてくれるようになりました。ただ、4本足に履かせるのは非常に大変なので、梅雨時期や雪の時期など、長期間雨が続くような時期だけ行っています。
犬の足の裏をシャンプーで洗う
犬は足の裏にも毛があるので、毛に汚れがついてしまうと、タオルだけでは取り切れず汚れが溜まってしまいます。そのため、犬用のシャンプーなどを使って洗ってあげます。こすりすぎると、また痒くなってしまうので、3回に1回くらいのペースで行います。
犬の足の裏をドライヤーで乾かす
犬は足が濡れると肉球の間にまで水分が溜まります。タオルで拭くことはもちろんですが、それだけだと意外と水が取り切れていません。そのため、濡れてしまった後は、ドライヤーを使いしっかり乾かしてあげることが必要です。
足裏に痒みが出る原因は外出時の汚れ
原因は、犬の足裏ケアにありました。
一つ目は、雨の日の散歩の後、足の裏をしっかり乾かしていなかったことです。私の犬は、排泄をあまり家の中でしないので、雨の日でもなるべく散歩に連れて行くようにしています。散歩から帰ってきた後、身体と足をタオルで拭いているのですが、ドライヤーを使って乾かすことはしませんでした。恐らく、それで湿気が肉球のすき間に溜まってしまい、軽い皮膚炎のようなものを引き起こしてしまったのだと考えます。
二つ目は、散歩中に付着した汚れがタオルでは落とし切れていなかったことです。以前、雨の日の散歩で犬に靴を履かせようとしたことがあるのですが、履かせるとその場を動かなくなってしまいました。それ以来、靴を履かせておらず、汚れが付着してしまい菌が繁殖してしまったことも原因だと考えます。
犬の肉球の間の毛は汚れが溜まりやすい
一つ目は、毛が絡まりやすい毛質の犬の場合です。もともと毛がもこもこしている犬種だと、毛が乾きづらく、水分が溜まりやすくなります。そのため他の犬種より、しっかり時間をかけて乾かすことが大切です。
二つ目は、足の裏の毛が伸びてしまっている場合です。毛が伸びていると、その分汚れも絡み取るので、汚れや菌が付着しやすくなります。そのため、足の裏の毛をこまめに美容室で短く切ってもらったり、飼い主がハサミで切ってあげるなど、汚れが溜まりにくくなる工夫が必要です。
愛犬の足裏ケアの反省点
毎日散歩に行くだけでも大変なので、その後の犬のケアを怠っていたと反省しています。また、アレルギーのせいだと最初決めつけてしまっていたことも、なかなか解決にたどり着けなかった原因だと思います。そのため、持病持ちの犬の場合は、特に先入観を持たずに観察しないといけないと思いました。
私の犬は、3回に1回くらい足を拭いたりするのを嫌がることがあるので、そのしつけもしていかないといけないと思っています。また、犬も散歩から帰ってきた後、長い時間かけてケアされるのも疲れてしまうと思うので、新聞の上で足を拭いたり、タオルの上からドライヤーを当てて乾かす時間を短くしたり、犬が苦痛に感じないように工夫していきたいと思っています。
犬の足裏ケアの原因と解決法のまとめ
今回は、梅雨時期に起こる犬の足のトラブルの原因と解決法をご紹介しました。
犬の足の裏は、意外と乾きづらいので念入りに乾かしてあげることが大切です。散歩はほぼ毎日行くものなので、犬のケアは大変だと思いますが、「ケアをするまでが散歩」だと思って行いましょう。ひどくなると病院に連れて行かなければなりませんが、日々の短いケアで病気のリスクは減らすことができます。
皮膚炎になると毎日薬を塗ったり、それを舐めないように防いだり、さらに大変になるので、私も愛犬のために毎日しっかり行いたいと思っています。犬用の靴も、私の犬は機嫌がよければ履いてくれますが、機嫌が悪いと全く履いてくれません。靴が履けない時はその分綺麗にしてあげれば良いので、人間もあまり気負いせずに、ケアしてあげることが大切です。
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