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夏に起こる犬の下痢の原因はお腹冷えだった

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夏に起こる犬の下痢の原因はお腹冷えだった

夏に犬が下痢をしてしまいました。夏バテのような症状かと思ったのですが、暑そうにしているわけでもなく、少し元気がないなという程度でした。

少し犬の身体を触ってみたら、いつもより冷たいような気がしました。冷えが原因の下痢だと気づいたのです。そこで、犬の下痢を抑える方法は何があるかといろいろ考えて試しました。

夏の下痢を解決する3つの方法

夏に犬が下痢をする

解決した方法は3つです。なかでも「お腹を温める」と「食物繊維入りのご飯」のふたつのポイントが重要でした。

一つ目は、「腹巻」です。犬のお腹を温めるために、腹巻をあげることにしました。使うものは、100円ショップで購入した洗顔のときに使うヘアバンドです。犬の胴体をあらかじめ測っておき、締め付けすぎない大きさのものを購入します。それを犬のお腹にカポッとはめてあげます。全身の洋服を着せると、反対に暑くなりすぎてしまうので、ヘアバンドの方がお腹だけを適度に温めてくれます。

二つ目は、「犬用のホットカーペット」です。部屋の隅に置いておきます。温度は設定できるなら、一番低い温度で十分です。ぬくもりを感じる程度にしてあげることで、暑すぎることなくお腹を温めることができます。

三つ目は、「お芋ご飯」です。もし犬が下痢をしたら、24時間は絶食をさせるようにと、獣医に言われました。その24時間絶食後、食べさせるのにオススメなのが「」です。芋には食物繊維が入っており、便を固めてくれる性質があります。そのため、いきなり固いドッグフードをあげるのではなく、柔らかいお芋とふやかしたドッグフードを混ぜてあげて、徐々に固いドッグフードに戻してあげると良いでしょう。

夏に犬が下痢になる原因

夏に下痢をする原因

原因は、2つあると考えます。

一つ目は、冷房によるお腹の冷えです。犬は暑がりなので、涼しい方が良いだろうと思い、最初は冷房を常につけていました。真夏でも夜は涼しいことも多いので、お腹が冷えてしまったのだと思います。犬は部屋の低い位置で活動しているので、人間が感じている温度と犬が感じている温度は異なります。一度、飼い主が犬目線で床に寝てみて、どれくらい冷えているのかを確かめる必要があります。

二つ目は、氷のあげすぎです。犬は基本的に氷をあげると喜んで食べます。散歩から帰ってきたときや、昼間暑そうにしているときに、熱中症対策のために氷をあげていました。恐らく、その食べすぎでお腹を壊してしまったのだと思います。そのため、氷の代わりに凍らせたペットボトルをあげるなどして、熱中症対策をしつつ、冷たいものの取りすぎを防ぐ必要があります。

こんなことでお腹を壊す可能性あり

病院で診察を受ける犬

一つ目は、一日のうちに家を空けている時間が長い場合です。家を空けているときは、犬が一人になってしまうため、暑くならないようにと冷房をつけっぱなしにします。部屋が冷えすぎてしまっても、冷房の設定がこまめにできないので、犬が冷えすぎてしまう可能性が高くなります。

二つ目は、犬の毛を切ったばかりの場合です。暑さ対策として、犬の毛を短くするのは良いことなのですが、今まであった毛がなくなると、犬はいつもより寒さを感じるようになります。そのため、美容院に行った直後は冷えすぎないように注意してあげる必要があります。

経験したから理解できる夏の下痢に備えた注意点

犬の下痢予防についての説明

犬がいる部屋の温度管理は、こまめに行う必要があると感じました。夏に、犬が舌を出して息が荒くなっていると、つい暑いせいだと思い冷やそうとしてしまいます。しかし、その犬の行動は、興奮しているときもするので、それを見分けて、部屋の環境を整えてあげないといけないと気付きました。また、氷をあげると喜ぶので、それを可愛いと思ってあげてしまうと、犬が後で苦しむことになるので、気を付けないといけないと思っています。

犬がいる部屋の環境も、涼しい場所だけを意識して作っていましたが、夏でも身体を温められる場所も必要だと思います。そのため、犬が暑くても寒くても快適に過ごせるような環境を作れるように考えておくべきでした。

夏に犬が下痢をする原因と対策のまとめ

元気な犬

今回は、犬が下痢をしてしまった原因とその対策についてお伝えしました。犬の熱中症対策にばかり気を取られていると、反対に犬が冷えで体調を崩すことがあるので注意する必要があります。

犬は飼い主があげたものなら、喜んで食べてしまいますので、飼い主が量を調整したり、あげるものを選んだりすることが大切です。何かあれば動物病院につれていくことも大切ですが、犬は病院に行くこと自体にストレスを感じます。そのため私自身も、出来る限り家で体調管理をしてあげたいと思っています。

犬と触れ合いながら身体の変化をみたり、犬と同じ高さで寝ることで犬目線の温度を確認してみたりすることで、犬の健康を守ることができます。

夏は気温の変化が激しいので、特に気を付けて犬の様子を見てあげましょう。

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