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犬に目ヤニ取りを警戒されてしまう原因と対策

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犬に目ヤニ取りを警戒されてしまう原因と対策

私の犬はアレルギー体質なので目ヤニがよく溜まってしまいます。そのため、犬が朝起きた時や散歩から帰ってきたときは、毎回目を拭いてあげないといけません。しかし、拭く布を犬の顔に近づけると警戒して暴れ回ってしまうため、目ヤニを綺麗にとることができず困っていました。

犬の目ヤニ取りを解決した方法

犬の目ヤニ取りのときに犬の警戒心を解決した方法

用意したものは、繊維が飛び散らない柔らかな布です。

布を、犬の体温に近い温度のお湯で濡らして絞っておきます。それを、犬の両目に覆いかぶせます。このとき、犬の正面からタオルを近づけようとすると警戒して逃げ出そうとするので、後ろからサッとかけてあげると大人しくなります。また、しばらく犬の目を温めてあげることで、目ヤニもふやけて取りやすく、犬も気持ちよいと感じるので拭き取りやすくなります。

次に犬の目を拭いていくのですが、この時も犬の下や横から滑らせるように布を持っていくと、犬がびっくりしません。また、拭いている最中に犬が「キャンッ」と叫んだら、私も一緒に「キャンッ」と叫ぶようにしています。このように、犬の言葉をそのまま代弁してみたところ、鳴かなくなりました。拭いている最中は「○○(愛犬の名前)~、大丈夫だよ~、いい子ね~」と目を見ながら優しく話しかけると、犬も安心し耳を垂らしてくれます。

タオルを使用する場合は、何度か洗濯したものの方が、繊維が犬の目に入りづらく傷つけにくいので良いです。また、人間と同様に冷たいものがいきなり顔に当たると犬もびっくりしてしまいますので、人間が触って冷たいと感じない程度に温めた布を使用すると良いです。以上により、私も犬も安心して目ヤニを拭き取ることが出来ています。

目ヤニ取りを警戒するようになった原因

私は、今の犬を飼い始めて2年目になりますが、最初の頃は犬との深い信頼関係が築けていなかったので、顔を触らせてもらうのは困難でしたし、警戒もされていました。また、犬は頭が良いので、一度無理やり押さえつけられたり、嫌な思いをしたりすると、なかなか触らせてもらえなくなります。毎日のことなので、動物病院に連れていくわけにはいかないですし、動物病院に行くのは、犬にとっても飼い主にとっても負担になってしまいます。

家で出来る最大限のケアはしてあげたいけれど、犬が大人しくしてくれませんし、最初は犬が何を嫌がっているのかわからなかったので上手くいかず、私もため息が出ていました。嫌がる犬をどのように安心させることが出来るか、が悩みどころでした。

犬に嫌がられやすい状況

一つ目、普段からコミュニケーションの一つとして、犬と触れ合っていない場合は、急に顔を触らせてもらうのは難しいです。犬も怖がってしまいます。

二つ目、人間が「嫌だな」とマイナスの気持ちをもったまま行うと、人間の口調も強くなりがちです。犬もその気持ちを読み取るので、大人しく目ヤニを取らせてくれません。

三つ目、上手く目ヤニがとれなくて時間をかけすぎてしまうと、犬も疲れてしまうので、その時間を犬が苦痛に感じるようになってしまいます。

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飼い主としての反省点や注意点

最初は、どうしたら楽に目ヤニが取れるか、ばかり考えていました。今考えると、その考え自体が自分本位であったと反省しています。犬は、言葉にできないけれど嫌なものは嫌だと鳴きますし、怖いものは行動で示してくれます。それを、人間の都合で進めてしまってはいけないと思いました。

私より、母の方が犬といる時間が長いのですが、やはり母が犬の顔を触っても嫌がらないですし、大人しくしています。信頼関係の深さは、時間の長さだけではないと思いますが、普段どのように犬と接しているかが、今回のテーマのような場面でわかると思いました。今後も、普段から犬にたくさん話しかけ、私の声を聴くことで安心してくれるように努力が必要なようです。

まとめとアドバイス

今回は、犬の目ヤニの取り方の一例を紹介させていただきました。目ヤニ取りは犬の健康管理の一つです。コツは、完璧じゃなくても、一回の時間をなるべく短くすることです。そして、犬の眼球を傷つけないように、目の下を目頭から目尻にかけて撫でるように拭いてあげましょう。どうしても暴れてしまう場合は、動き回れる範囲が狭く、高い台の上に犬を移動させてから行いましょう。

私の犬は、小型で持ち上げられるので、洗濯機の上に乗せて行っています。布自体を怖がってしまう犬もいますので、その場合は飼い主が手をよく洗い、指の腹で優しく拭き取ってあげてください。このとき人間の爪は短くしておいてください。犬の目に当たってしまうと危険です。犬の気持ちを考えながら接することで、お互いに安心して行うことが出来ると思います。

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