犬が散歩中に、すれ違う人や犬に吠えた時に困りますよね。
我が家ではミニチュアダックスを飼っていますが、日々のお散歩が日課になり散歩道にも慣れた頃からすれ違う人や犬に対してワンワンワン!と勢いよく吠えて向かって行こうとしました。このようにいろんな人を驚かせて怖がらせてしまうので犬の無駄吠えで悩んだことがあります。
犬の無駄吠えを解決した方法
人や犬に対して吠えたらダメ、ということを教えました。
散歩中、人とすれ違う時に吠えたらリードをグッと引き「ダメ!吠えない!」と強い口調で伝えます。そして、次はすれ違う直前にリードをグッと引き、まずは優しい口調で「吠えないよ。」と伝えてすれ違うあいだの様子を見ます。それでも吠えてしまったら、最初のように強い口調で叱りました。吠えずに人とすれ違うことができたらすぐに「吠えなかったね!偉いね!」と褒めて体中ヨシヨシとなでてあげます。(関連サイト→無駄吠えをしつけで直す)
この方法で、吠えたら怒られるけど吠えなかったら褒めてもらえる、というのを教えました。今でもたまに大柄な男性や犬でも大型犬に対しては吠えてしまうことがありますが、だいぶ吠えなくなったと思います。
よく吠えるようになった原因
人や犬に対して吠えやすいのは好奇心と警戒心が強いことが原因です。
かかりつけの動物病院で、「ミニチュアダックスは元々猟犬の血が流れているので獲物を見つけると吠えて飼い主に知らせる習性がある、そして犬は全般的に縄張り意識が強いので吠えやすい」と言われたことがあります。
たしかに散歩中に人や犬の気配を感じると嬉しそうに尻尾をフリフリしながら辺りを見回します。そして相手を見つけると駆け足で近づこうとします。そして、いざ対面すると興奮しすぎてワンワンワン!と吠えちゃうので相手は怖がってしまいます。相手の犬にも警戒されて吠え返されると、今度はこちらも警戒したように尻尾をまるめて攻撃的にガウガウガウー!と吠えてしまいます。
犬種による特性か、個の性格上なのか、好奇心旺盛なのに警戒心が強く興奮しやすいことが無駄吠えしてしまう原因だと思います。
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無駄吠えになりやすい状況
好奇心旺盛な犬や警戒心が強い犬が、いつもと違う初めての道を歩いたり、行ったことのない場所へ初めて行ったり、会ったことのない人や犬に初めて会う時は興奮して吠えやすい傾向があります。
以前、散歩のときに普段通っている散歩道が工事中で通れず、一つ違う筋を歩いたことがありましたが、その時に神経が張っている様子で尻尾をピンと立てて歩いたり、いつもの通りで会ったことのある人にも吠えてしまうということが起こりました。
飼い主としての反省点や注意点
室内犬は、普段は家の中に居て家族としか会いません。外に出るのも1日2回のお散歩か週末の外出のみなので不特定多数の人や犬と会う機会がどうしても少なくなってしまいます。そういう環境が、有り余る好奇心を持て余し、警戒心を強めてしまい、人慣れできず犬同士のコミュニケーションをとるのことが難しくなってしまった原因なのかなと考えています。
- 子犬のうちから人の多い場所に連れて行く
- ドッグランやドッグカフェなどへ行って他の犬と遊ぶ機会をたくさん作る
犬の有り余る好奇心を満たしてあげながらたくさんの犬や人とふれ合い慣れていけば、他の犬や人に対する警戒心も薄れて無駄吠えすることなく上手にコミュニケーションをとれるようになっていきます。
更なる裏ワザはこちらの記事に掲載中→(あれだけ吠えてた愛犬が、簡単に泣き止んだ成功率93%!ストレスから開放される秘密とは)
まとめとアドバイス
飼い主によって犬が吠えなくてもよい環境を作ってあげることが一番良いのかもしれませんが、もし犬がよく吠えるようになっても、それは犬の特性として自然な行為なので仕方ないことです。
ただ、犬が吠えてうるさいことで他人に迷惑をかけてしまわないように、飼い主は犬にマナーを教えてキチンとしつけることが大切だと思います。わが家が解決した方法のように、一度吠えやすくなっても、散歩中その都度その場でしっかりと教え、しつけることで、犬も学んで吠えなくなってくれますので、もし同じ悩みをもっている飼い主がいれば根気強く叱ってください。
わが家の犬はもう16才、人間でいうと約80才です。もう吠える力がなくなりワンワンと吠えていたころが懐かしいです。その頃は悩んでいたことも時が経てば、きっと良い思い出になりますよ。(長寿犬の為のドッグフードの記事→みらいのドッグフードの評判)